仏壇でチーン！
神棚にパン！パン！
が毎日の御勤めになってしまつた夜

寝室で
与太五郎がなんか目線を動かして
いました。

目線の先に「置いてある箱」
（なんだっけかなー？）
と開けてみると

「古い家族の写真」
（こんなところにあったんだなー）
幼い頃の私（今も脳は幼いですが、、、）
と一緒に撮られた母が映っておりました。

母も、既に９４歳（昨年御亡くなりになった森繁さんと同じ年の生まれです。）

病院に長期入院しておりました。
月に４回くらい行っておりましたが、、、
（そろそろ行かないと行けないなー）

翌日、鎌倉の歯医者さんに行って、帰ろうとした時

携帯が鳴ったのです。

病院からでした。

「お母様、食事を取れない状況ですので
至急来て下さい。」

看護士さんからの電話でした。

鎌倉から電車で乗り継ぎ、タクシーで
向いました。

「食事が取れない状態ですので
ここ数日でしょう。」
と医師から言われました。

母の枕元に半紙に包んだ塩を置きました。
それと
半紙に書いた
臨兵闘者皆陣裂在前
（真言密教の邪気から守る為の言葉）
持ち歩いておりますので
それも枕の下に入れておきました。

その翌日の夜
また
与太五郎がワンワン吠えてます。
目線を追いますと

パチパチと音が動いてます。
母でしょうか？

「明日また会いに行きますからね。」

すると音も消えました。

そして、また与太五郎の行動が騒がしく
なったのであります。

続く

余談です。

５３８年　中国から「仏教伝来」
しましたが、

毛沢東の「文化大革命」で
僧侶達までも
寺から追い出した事により
僧侶が駄目になったそうです。

瀬戸内寂聴さんの本を読みましたが
「大きなお寺でお坊さんが
逆さまに経典持っていた。」
と書いておりました。

今では、日本のお寺に中国から
修行に来るそうです。

宗教は
一種の良い意味「麻薬」ですので
恐いですね。

座禅も「良い導師がいないとえらいことになります。」

オウム心理経がその
集団洗脳の最たるものです。

若い頃、福岡ロケで忙しく
街を歩いていましたら

声をかけて来た若い青年がおりました。
「あのーちょっと
　　　　　　　　　宜しいですか？」

「今忙しいんで、なんですか？」と
応えますと？

「あなた今　幸せですか？」

「それどころではないの！
　　　　　　　　　　　　今は！」

時間があれば、こういう方々と問答するのですが、、、。