「御狐様だけではなく、1階のトイレに

お婆さんが座っておりました。

この土地を離れたくなかったん
　　　　　　　　　　　　でしょうね。

未だ畑の頃ですから
　　　　　　　　相当前の方でしょう。」

と先生はお話しされた。

（座っていたと言う事は？）

「先生　座っていたのは
　　　　　　　　　便座でしょうか？」
すると先生

「トイレで座るとこって便座しかないでしょう？」

「と言う事は、大だか小だか
　　　　　　　　　　　　解りませんが
　したくて座っている
　　　　　　　　と言う事でしょうか？」

先生の声が大きくなった。

「大だか小だか

　　　　　どうだか解りませんが

　　　　　　　　　座っているんですよ！

　　　ご主人何を考えているんですか！」

「ハア、余計な事聞きまして
　　　　　　　　　　　　すいません。」

そして先生は話を続けた。

「２階のそこの和室

これは貴方が連れて来たと思いますが

武士の一団がおりました。鎌倉時代でしょうね。

じゃー除霊しますからね。」

と先生が私の背中をさすって、

「貴方達はもうこの世にはもういないの。

だから、あちらの世界へ行きなさい。」

と優しく声をかけている。

突然
「では我々の供養は
誰がしてくれるんだ！と言ってますが？」

（これはしょうがない。）

「ワ、ワタクシが致します！」

と言ってしまった。

先生
「今の言葉を聞いて安心したのか

一団馬に乗って和室に

行っちゃいましたよ。」

（エ！黄泉の世界に
　　　　　　　行ったんじゃないの？）

（御狐さんに、お婆さん、それに

武士の一団。

３つも来るとは
　これは
霊の３D現象だなー。）

そして

先生からお告げの言葉を頂くのである。

続く。

*余談です。

今日は３０日、神棚に榊　お神酒　お塩　お米　家の中　家の外
お塩で
御清め致しました。

パンパン！

店とか盛り塩してありますが、
やはり
意味があるんですね。

それと、猫より犬の方が敏感に
察知致します。

犬の目線がなんか追っていましたら

誰かがいるみたいです。

明日は大晦日です。

「去年今年貫く棒の如きもの」
　　　　　　　　　　　　　（高浜虚子）

皆様　良い御年をお迎え下さい。