作詞家阿久悠と作曲家浜圭介が話し合った。
今まで歌手を前提として作詞作曲してきたけれど、歌手を決めずに思いっきり作詞と作曲をしようよ。そのあとこの人ならという歌手に歌ってもらおう！と盛り上がった。
そして出来上がったのが
「昭和最後の秋のこと」
歌手は
森進一、桂銀淑、そして元歌手の作曲家自身。
３人がレコーディング。浜氏のが一番売れなかったそうだ。
ここでは桂銀淑の歌ったのをお聴きください
https://www.youtube.com/watch?v=wXnnehV_Ydk
他のはつまらない映像付きで、彼女のだけが
唄う映像。
やはり歌手は歌を伝えるメディアとしては必要。
作曲歌が歌うととても味があるけれど、広く大きく伝える力はない。
小林亜星さんに時々ＣＭソングを作ってもらったけれど、亜星さんが歌うと味があるので、ＣＭでも亜星さん歌って下さいよと頼むと、
「それはだめだよ、弱いんだよパワーが」と断られた。
三人の「昭和最後の秋のこと」を聴き比べてそれがよくわかった。
シンガーソングライターの歌が今一つ僕らに届かいのもそのせいかもしれないね。
