IVYポサリさんの日記 |
2022年11月21日 14:34
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映画版「森と湖のまつり」を見る
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小説が読めなかったので映画にした。
原作 武田泰淳
監督 内田吐夢
主演 高倉健。、香川京子、三国廉太郎、特別出演有馬稲子
なつかしい名前が並びますね。
純粋アイヌの青年高倉健が、和人と装って大きくなった網走の網元のせがれ三国廉太郎。そこへ絡み合うアイヌに興味を持った画家香川京子がからむ。
舞台は阿寒湖、差別を受け入れ観光アイヌへ変貌するアイヌグループに徹底的に反抗する高倉健、和人と思っている三国廉太郎と激しく対立、最後は鉄砲と山刀を使った決闘に。
その戦いの中で勝った高倉健は自分は和人とアイヌの混血と知り、又三国自身も和人とアイヌの混血と知る。 そして慕う香川京子を残し、高倉はアイヌの小舟に乗って湖のかなたに消えていく。
(オープンセットは標茶に組んだそうです。)
まあ、アイヌへの差別はすごかったですね。
横浜は元々人種のるつぼ、神戸は横浜には少ないユダヤ人とインド人が加わる、彼らを相手に商売するのは大変と知人は言っていた。
僕らにはわからないが北海道は和人とアイヌが戦ったところ、当時は大変だったんだろうな思いをはせましたよ。
高倉健のために作られた映画じゃないので、返って見やすい。三国廉太郎は相変わらず名演技、2時間楽しめました(DVD購入)古いサッポロもちょっと出てきましたね。
「ピリカ、ピリカ」という民謡は素敵な民謡です。
雪村いづみが和訳して歌っています、こちらもなかなか。
映画「コタンの笛」これも見るかなあと考慮中
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