| ＩＶＹポサリさんの日記 |
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2021年10月11日 16:27
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「ミッキー安川の風来坊留学記」
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１９８０年初版の復刊本です。
週刊新潮の「佐藤優氏と慶大名誉教授・阿川尚之氏対談」を読んでいたら。両氏の共通は、現在同志社大学で教えていること。表題のミッキー安川留学記の解説を書いたとのこと。
阿川教授は「誰も知らなかったアメリカが書かれている」と。
本の前書きには石原慎太郎が、「お前の留学時代の話は滅茶苦茶面白い、本にしろ」で書かせた。小説も書けと言って書かせたが半分までできて、こちらも優れているのに「おれ、やめた小説はつまらん」。講談社のえらいさんと慎太郎が説得するが「それなら後半は慎太郎お前が書け」、幻の小説となったことを紹介。
１９５０年代に船で渡米、イリノイ大学に入学するはずが、英語の拙さをバカにされ、テネシー州の知人宅に身を寄せ、小学校の４年に編入、
いろいろ騒動があり、ハイスクールの３年に編入。この街に居場所がなくなり、テネシー州立大にコネ入学。学校でマラソンんで一番になり、運動部に入ることを条件に寮費がタダに。
宗教問題、人種差別、アメリカの女の子たちの早熟ぶり、悲惨なアルバイトなど、勉強の話は全然出て来ないが、いやー面白いのでまだ３分の２しか読んでいませんがご紹介しました。所々で出生地の横浜が出てくるのも嬉しい。
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