IVYポサリさんの日記 |
2020年07月30日 09:36
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散歩途中のお地蔵さんの秘密②
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昨日、例によってお地蔵さんにおじぎして手を合わせた。
洋館の門の方に人がいる。門が開いていて、ここの主のおばあちゃんみたい、この人なら知っているだろうと。
「すいません、いつもお地蔵さんを拝んでいるのですが、どういうお地蔵さんなんでしょう」
「私も正確なことはわからないんですよ、でも左の大きい方は、この近くに暗闇坂ってあるでしょ、そこで追いはぎが出て殺された人もいて
村人たちが暗闇坂にお地蔵さんを立てたけれど、人があまり通らないので、今のところへ移された。もう一つの右側のは隣町の馬込が開発されるので区長さんが来て、完成まで預かってくれと。でもそのまま20年音沙汰無し。
この建築は大正13年、関東大震災の後建てられ築96年で、私の生まれた年だから私は96歳。
私がここにお嫁に来たのは昭和19年(僕の生まれた年)、右後ろに大森ホテルという素敵なホテルがありましたよ。 左後ろのほうの望翠楼ホテルはもうなかった。 ここへ来る前の事はあまりわからなんですよ。
お花はいつも私が供えています。」
というお話。 最後に写真をと要望しても、いいですよと、穏やかな素敵な96歳のおばあちゃまでした。
ネットでいくら調べてもこの建物の事は建築系サイトで国の登録文化財で、大正期の秀作であるとしか出ていなかった。
①T氏邸のおばあちゃま
②例のお地蔵さん
③T氏邸(花崗岩とステンドグラスが多用されている)地下室もある。
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