IVYポサリさんの日記 |
2016年10月19日 17:02
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アジアのクラーク博士になりたい。
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昭和医大横浜北部病院、呼吸器センター長兼副院長の中島宏昭教授は65歳の定年を迎え、そう考えた。
クラーク博士は北海道へ来て日本のために大きな足跡を残した。
自分も医療の世界で遅れているところへ行って、クラーク博士のように貢献をしたい!と。
できることなら広~い所で。
そこでモンゴルの地へ。昭和大学医学部客員教授や全国の医学教育のシンポジウムに出る傍ら、度々モンゴルへ跳ぶ。
モンゴルは国立病院が3つしかない。ソ連時代にソ連が作った病院。それをそのまま使用している。
設備や医療に対する考えが遅れている。
まず、医者を指導する指導医を育てなければ。
行くたびに医者を指導する。
モンゴル保健省の知ることになり。
正式にJICAを通して、指導医養成講座のシステムを構築してほしいと。
今は彼が指導した医者が、指導医として活躍し始めている。
今年も初夏に2か月、
10月に2週間モンゴルへ。
すでに零下20度だそうだ。
モンゴル人はほとんど英語をしゃべらないので、JICAの通訳が3人いて彼らが助けてくれている。
保健省の仕事は謝礼が出るようだが、それまではすべて自費。
彼の座右の銘は
「ヒポクラティスの誓い
=自らを利することを第一義としない」
だそうです。
71歳、ますます元気な方です。
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