IVYポサリさんの日記 |
2015年12月27日 15:12
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赤線地帯を行く、その②
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鳩の街から玉の井までは1キロの距離だが、寒く風も強かったので、水戸街道からタクシーに乗る。
反対側の方向で乗ってしまったため、一方通行の関係もありえらい大回りしてしまった。
玉の井の発生は大正7年ごろ。浅草界隈の銘酒屋が集まってきて開業。銘酒屋とは、表向き銘酒を売ると称し、ひそかに売春をしていた店
とのこと。
関東大震災後、浅草界隈の銘酒屋が禁止され、玉の井と亀戸が大いに栄えた。
売春禁止法のあとは、私娼窟玉の井があまりに有名になっていたため、そのイメージを消すため町ぐるみで努力したとか。
東武線の「玉の井駅」も、いつの間にか「東向島駅」に改名。従って、鳩の街ほど面影な少ない。
「いろは通り」という通りに交番があり、交番の左脇路地をすすむと、それらしき建物が。入り口に交番があるのも面白い。
えらい入り組んだ路地が多く、火事が出たら一発ですね。こちらの方向感感覚もおかしくなりました。
やはりひっそりと残っていました。でも数軒のみ。横浜の真金町同様ほとんどがだいぶ昔に建て替えられちゃったようです。
①タイルの庇、円柱、左の粋な窓に痕跡が。
②こちらは分かりやすく、曲線のベランダ。
③「玉の井」の痕跡がこんなところに。
消防車が入ってこれないので消化器は大切
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