IVYポサリさんの日記 |
2015年06月17日 12:58
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家から緑が消えた。
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豊島区役所は緑が出現、
当家は緑が消えた。
部屋の構造がLの字型で、ベランダは狭いけれど、結構長かった。
そこへ、植枡を連結して置き、真ん中にプラスチック製の椅子を置いて、引っ越してきた頃はビールを楽しんだ日もありましたよ。
椅子はよごれ、その上にはノッポの狸とデブの狸が鎮座した、テーブルの下は石の蛙が守り神のように外に向いていて睨んでいてくれた。
これらは皆、川崎の亡くなった伯父貴の家の庭から持ってきた。ノッポをオジキと見立て、デブを叔母にした。この伯父伯母には大変世話になった。
で、毎朝、伯父伯母タヌキに感謝の水を頭から注ぎ、かえるにもかけた。
そのあと植物達に水をあげた。それがボクの朝の日課。
新しい住人のためにはすべてをきれいにしておかないといけない。
で、産廃業者が来て、タヌキ達を残し、すべての土と緑を持って行った。
引っ越すマンションはベランダに物を置かない決まりがある。緑もいけないと(今時珍しい)。
植物達には済まない、ゴメンと心の中で謝った。「悪いトウチャンを持ったと思って、赦してくれ植物ちゃん!」
一節太郎の♪浪曲子守唄♪の乗りである。
がらんとしたベランダは妙に寂しい。
その上となりのマンションからは足元まで丸見えになってしまった。
さて移動先で、お狸様たちをどこへ置いて水をあげるか、新しい課題ができた。
①ガランとしたせまく長かったベランダ、オジキもチラっと写っています。
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