| ＩＶＹポサリさんの日記 |
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2015年03月23日 13:14
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リー・クワン・ユー氏を悼む。
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１０年ちょっと前に、都市緑化のチェックに
一人でシンガポールへ２泊３日で行った。
そこで氏の活躍、工夫を知る。
シンガポールはマレーシアから捨てられるように独立した。
初代首相になった氏は、この赤土だらけで湿地の多い
土地を、世界に冠たるガーデンシティにして、住みやすく、観光と金融の街にしようと絵を描く。
憲法に「公は私に優先する」と盛り込み。
スラムを撤去、公営の高層アパートに引き取る。１５０ヘーベ中心と言うから驚く。そうしてほとんどの住民を公営アパートに移す。
立ち退いた土地をどんどん公園にして緑化。
沖に小島がいっぱいある。
その小島へインドネシアから土を輸入、埋め立て、植林。
間伐する樹を、公園や並木に植え替える。
ヤクザや遊び人を次々逮捕、沖の小島の刑務所に送り、緑を守るガーディナーに育てる。
公式にはシンガポールにやくざは一人もいない。
東京２３区と同じ広さに、貯水池（猿やリスが周りで遊んでいる）、保護林もある。軍隊もある（イスラエルが指導しているから、隣国は怖くて手が出せない）
そして見事なガーデンシティに
観光客は日本よりはるかに多い、金融はご存知の通り。
今回は氏の工夫の一端しか話せなかったが、
人間工夫すれば何でもできるを体現した人である。
強権政治も批判されたが、まあ、今の繁栄を創ったのだから表立って文句を言う人はいない。
ヨーロッパのオランダ（ここも工夫だらけの国）と並んでシンガポールに学ぶべき事は多い。
最近”工夫”を忘れた僕は、氏の死をいい刺激にしたい。
なんちゃって、えらそうにスイマセン。
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