IVYポサリさんの日記 |
2014年09月08日 11:20
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面白い漫画2題。
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最近のTVドラマはほとんどがマンガ雑誌のヒット作からが多い。
ある意味漫画(劇画)界に才能が集っているということか。
ボクが今熱中しているのは、「BLUE GIANT」と「七帝柔道記」、ビッグコミックとビッグコミックオリジナルに連載中。
「BLUE GIANT」は音楽モノ
仙台の高校生が楽器店でテナーサックスのフォルムの美しさに目を奪われ、サックスを始める。独学で毎晩広瀬川の土手で吹きまくる。
最初はナベサダの生まれを仙台に移しての一代記かと思ったが、時代は現代。いよいよプロのサックス奏者を目指して東京へ。
演奏シーンの描写が素晴らしい。絵でJAZZを表現できるのかと思ったが見事引きずり込んでくれた。若き日の五木寛之の小説(さらばモスクワ愚連隊など)の描写シーンを思い起こす。
もう一つは
「七帝柔道記」こちらは原作がある。原作者は北海道大学柔道部出身。
主人公は名古屋の旭丘高校柔道部から一浪して北大柔道部へ。 もちろんすでに黒帯。立ち技が得意。
ところが、北大柔道部は旧帝国大学の流れをくむ、七帝柔道と言う寝技中心しかやらない。講道館柔道も否定している。
練習では先輩に、失神寸前まで寝技でしごかれる。この描写と先輩、後輩の関係が面白い。バンカラではあるが、知性もそこはかとなく描いている。
とにかく、猛練習、しごきがすごい。
一時「モーニング」に押されていたが「ビックコミック(小学館)が息を吹き返した。未だに「島耕作」(講談社)に頼っている「モービング」が危ない。
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