IVYポサリさんの日記 |
2013年03月01日 12:23
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バブル崩壊の残滓が消える。
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この建物は伊藤忠の社宅です。
バブルの最後の頃、伊藤忠はオーストラリア大使館の傾斜地とテニスコートの土地を550億円で買った。
オーストラリアは大使館を建て直し(ついでに歴史的価値のある旧蜂須賀侯爵邸も壊しちゃった)
それでもお金がいっぱい余ったので、財政難の本国に送金、本国は万歳三唱!?したかどうか、助かったらしい。
で、この土地に90所帯のマンションを建てよう、当時は1所帯10億円なんてのがザラにあったので。900億円-550億円=350億、建築費を引いても充分儲かるワイ!
ところが、あっという間にバブル崩壊、550億円で買った土地は50億円に、、、、
伊藤忠は再バブルが来るまで社宅にしようと、、
日本一高価な社宅(75ヘーベ60所帯、つまり1所帯約8億円)ができちゃった。
20年以上寝かして、どうするのかなと思っていたら、傾斜地の森がスカスカしてきたし、ボーリング検査をしているみたい。何かあるぞと思っていた
、あらあら壊し始めた。
まだ、そのあと何を建てるかの発表はないが
彼らの敷地に、源頼光の四天皇、渡辺綱が産湯を浸かったという井戸がある。ボクは1度見たが、それは深い深い井戸で、石組みも素晴らしかった。
又、祟りがありますよ、祟りが、歴史を甘く見てはいけない。
①こわし始めた社宅
②この道の左奥がオーストラリア大使館、右側は三井倶楽部
③この林の左奥に渡辺綱の産湯の井戸がある。
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