| ＩＶＹポサリさんの日記 |
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2012年04月27日 16:06
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残る建物、消える建物
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牧師さんに会いに行った。
洗礼の相談に行ったわけではない。
「もしキリストがサラリーマンだったら」
「根津教会再生物語」
という本の著者である。
この牧師さん。生まれた時からキリスト教ではない。
福井育ちで、京大で遊びほうけた（本人談）
三井物産を受け
「受かったらどこを希望する？」
「大学時代怠けすぎましたので、一番忙しいところへ入れてください」
で、タコ部屋と言われる鉄鋼部門へ
残業は、月１８０時間という日々が続く。
以後サウジアラビア、タイ、インドネシア勤務
そして、奥さんに誘われて入信、
帰国後、退社して牧師へ、大正元年に建てられたボロボロの根津教会の再生を頼まれる。幾多の難問をキリスト教精神で乗り越え、建物を再生、増築。登録文化財に。
無神論の設計士夫婦を、キリスト教へ帰依、洗礼を受けさせてしまったのは人徳か。酒もタバコもヘビーという、砕けた牧師さんでした。
一方、消えてしまった歌舞伎座。
新ビルの一部としてここまで骨組みができてきました、完成が寂しくもあり、楽しくもあり、です。
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