IVYポサリさんの日記 |
2011年03月12日 18:04
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地震、病院で被災!
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横浜のみえさんも大変だったと思います。
ボクの体験もお知らせします。
カミサンの定期検診の時刻に併せて、ボクもコレステロールを下げる栄養指導に行く羽目に。
秋葉原の三井記念病院ですが、新築したばかりで、まだ駐車場が出来てない。いつもは運転手役でパーキングメーターを一時間おきに往復。
今回はボクも同時受診なので、パーキング往復はまず無理、そこで電車で行く。これが裏目に出た。
1階の面談室で、素敵な栄養士さんと研修のつぶらな女子大生を前に、食事指導を受けている時に、来ました。しつこくて、長かったですね。
ボクも、ガラスの入れ物を押さえてあげたり、ドアを開放したりして、二人の不安を取り除く。 病院の防災センターから「このビルは耐震構造ですから安全です、ビルの外に出ないように」とのアナウンス。エレベーターも止まったと。
終了後、階段伝いにカミサンを引き取りに6階へ、新築の階段の壁にヒビが。
お行儀良く、レストランで交通手段の復活を待つ。夜になりレストランも閉店。明日の朝まで、JRも地下鉄もすべて動かないと、、。タクシーは全く来ない。 館内では毛布を配り始める。
よし、カミサンを説得して、徒歩で帰ろう! 約8キロ見当。途中休んでも2時間半で帰れる。寒いと思って、ボクはビールで身体を暖めておいた。カミサンも賛同。
まず秋葉原の中央通りへ、そして日比谷通りへ、お祭りのようなすごい人の群れ、みんな自宅を目指しているのか、、? クルマは大混雑でほとんど動かない。タクシーに乗っても役に立たない。
途中、ビールが裏目に出て激しい尿意! 男は便利ですね。 ビルの隙間にもぐりこみ、、気持ちいい、、、。
東京會舘まできたら、カミサンが「帝国ホテルまで持たない!」で彼女はここのきれいなトイレへ、これが大成功!
帝国ホテルまできたので、念のためトイレへ、できたらお茶でもと、、。
なな、なんとホテルのロビーは難民収容所状態、女子トイレは1時間半待ちの列。 で、又歩き始める。戦争の難民の気持ちが少し分かる。
「日比谷公会堂が避難所になったぞ!」という大声が飛び交う。新橋、芝公園を越えナントカ我が家へ、、とは行かない。最後の難関、階段で11階へ、これがこたえた。
家のドアを空ける、恐れていたことが現実に!
台所の食器棚から飛び出た皿やグラスらが散乱、割れている。
TVの上のデッキ類が滑落。パソコンもデスクからぶら下がっている。額縁も落ちている。寝室も納戸も、いろんなものが降っていた。
そして、和室。レコードや本、漫画、百科事典までなだれ落ちて、地震後のコンビに状態。台所と寝室だけ片付け、そのあとはTVに釘付けになり、あとの片付けは明日!と寝た。長い一日、長い話ですいません。
写真①病院の隣の公園は、ビルから飛び出た人たちで。
②あの帝国ホテルが
③腰痛には堪える、重い本ばかりが、、。
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